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むさしの青空市が事業開始当初の使命を果たし終了 今後はどうなる?

 2月1日に開かれた総務委員会に「むさしの青空市の在り方検討委員会報告書〜中間のまとめ〜に関するパブリックコメント手続の実施について」の行政報告が行われ、その報告書も示された。

むさしの青空市 銭湯背景画実演

 昭和48年のオイルショックを契機として省資源、省エネが換気され、リサイクル、フリーマーケットなどの市民運動が全国的に拡大した。
 本市においても、市民団体や一般市民の参加による実行委員会と市の共催事業として、昭和56年11月に第一回むさしの青空市を開始した。
 むさしの青空市は回を重ねる中で、当初のリサイクル、リユース運動を中心としたものから、農業振興(JAとの連携。農産物品評会を同日開催)、友好都市交流など目的が加わり、市民交流の「お祭り」的な事業へと変化してきた。

むさしの青空市 武蔵野市農産物品評会

 令和2年度の事務事業見直しにおいて、事業開始当初の使命は果たされたと評価され、この事業の歴史的な経過を踏まえつつ、さらに事業目的の整理を行い、関係者等と競技の上、今後の在り方について検討することが求められたところである。
 また、このむさしの青空市に携わってきた役員が高齢化し、新たな担い手も確保できないことから、実行委員会の運営が困難な状況となっている。
 これらの課題や現状を踏まえ、リサイクル、ごみの減量などの問題に先駆的に取り組み、市民の実行委員会方式で運営されてきたむさしの青空市のレガシーを検証し、さらに武蔵野市のまちの魅力を創出する新たな事業の方向性を検討するため、むさしの青空市のあり方検討委員会を設置した。

むさしの青空市の今後は?

 むさしの青空市としての役割を終えて、今後はどうなるのだろうか。検討委員会からは次のような提案がなされている。

 市内事業者を加えた新たな実行委員会を組織し、青空市に代わる秋のイベントを企画・運営することで、青空市からの「市民の交流・ふれあい」や「出店者間の交流」を引き継ぐことを提案する。
 この新たな秋のイベントの実行委員会を、事業者間の相互連携を生む仕掛け作りの場として新たな商品や事業を開発してもらい、イベント当日に新商品等の発表(販売・試供)を行う。そうすることで、そこに市民が集い、新たな交流やふれあいが生まれる賑わいイベントとなるのではないか。
 さらに、毎日の開催テーマを変えることで、実行委員会に加わる事業者も変えることができ、メンバーの固定化による交流の停滞も防ぐことができる。例えば、ある年は「食と農」をテーマにして、市内産農産物を使ったメニューを開発してもらうことで、市内農家と飲食店等の市内事業者との交流や連携を生み、またある年は「アニメと観光」をテーマにして、市内のアニメ制作会社と市内事業者の連携を生み、新たな商品や観光スポットを創出するなどである。
 イベント当日をテストマーケティングの場と捉えると、そこに集まった市民に消費者や応援者として、開発した商品や事業を評価してもらうことで、ブラッシュアップする機会ともなるのではないか。
 この「市内事業者を加えた新たな実行委員会を組織し、青空市に代わる秋のイベントを企画・運営すること」を今後の方向性として提案する。
 むさしの青空市がそのあり方の源流に持つ、「市民参加」の理念をしっかりと受け継ぐことも強調しておきたい。

リンク
令和4年1月24日(月曜日)から令和4年2月10日(木曜日)までパブリックコメント受付中。
http://www.city.musashino.lg.jp/shisei_joho/public_comment/boshu/index.html

資料
むさしの青空市の見直し検討委員会報告書~中間のまとめ~に関するパブリックコメント手続の実施について
むさしの青空市のあり方検討委員会報告書(中間のまとめ)

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