ホーム武蔵野市議会一般質問現存するはな子ナンバーは206枚 約半数は廃車済み

現存するはな子ナンバーは206枚 約半数は廃車済み

令和4年第2回武蔵野市議会定例会の一般質問でご当地ナンバーについて取り上げた。

武蔵野市では市制施行70周年を記念して、2017年7月よりゾウのはな子を象った原動機付き自転車のナンバープレートを枚数限定で交付していた。この可愛いデザインははな子が暮らした井之頭自然公園(公益財団法人東京動物協会)のデザイナー・北村直子氏によるものだ。

市政施行70周年、はな子生誕70周年を記念して作られたはな子ナンバー

ナンバープレートは原付用に作られ、50cc未満の白ナンバーが230枚、90cc未満の黄ナンバーが20枚、125cc未満のピンクナンバーが150枚、合計400枚のナンバープレートが製作されたが、人気が高く早々に交付は終了した。

原付は名義変更という手続きがない。市民から市民に譲渡したとしても、ナンバープレートは返納し新たなナンバープレートの交付を受けるという処理になる。また買い替えなどで別の原付に乗り換えるのであればナンバープレートを継続して使うことはできない。要するに400枚製作されたはな子のナンバープレートは時間と共に無くなっていくということだ。

登録上、何台残っているのか?

質疑の中で確認をしたところ206台とのこと。およそ半分は既にナンバープレートが返納されてしまっている。実際には廃車の手続きをせずに乗られていない原付も存在するだろうから、実際に走っている(はな子ナンバープレートを付けた)原付は200台以下だろう。余談だが現存する中の1台は私がUberの配達に使っている。

上記のことからはな子のナンバープレートの復刻、または新たにシティプロモーションに資する新たなご当地ナンバープレートの製作を求めた。

残念ながら答弁は芳しいものではなかったが、全国では500種類以上のユニークなご当地ナンバープレートが存在する。引き続き武蔵野市でのご当地ナンバープレート製作に向けて取り組んで行きたい。

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