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武蔵野市立自然の村へのWi-Fi整備を

武蔵野市立自然の村は千曲川の源流に近い長野県川上村にある野外活動施設だ。武蔵野市から車で3時間半、公共機関でのアクセスは決して良いとは言えないがJR三鷹駅口から自然の村まで往復送迎のバスも期間限定で運行されている。

敷地は広大で村内には遊歩道やハイキングコース、天体観望施設があり、四季折々の自然を楽しむことができる。

自然を楽しむための公共施設になぜWi-Fiを?

この自然の村は毎年むさしのジャンボリーで利用される。むさしのジャンボリーとは昭和47年にスタートし市内在住の小学4年生から6年生が、この市立自然の村で2泊3日の自然体験を行う事業だ。51歳の私も小学生の時に参加をした思い出がある。

むさしのジャンボリーは市と地域の共催で、基本的に子どもたち行動を共にするのは地域の大人たちだ。大人たちは現地でも連絡を取り合い子どもたちの安全を確保する。変わりやすい山の天気や各調理場での炊事の進捗具合など常に状況把握も欠かせない。その連絡ツールにSNSなどが利用されるようになってきた。

主要3キャリアは近くにアンテナが立っており利用するにあたり電波はほぼ問題のないレベルだったのだが、格安SIMの登場で状況が変わってきた。重要な連絡が届かなかったなどのトラブルは絶対に避けたい。それを防ぐためのWi-Fi整備は必要ではないだろうか。

そうしたことから自然の村の敷地は広大なため全域整備の必要性はないが、キャビンエリアに関してはWi-Fi整備を検討しても良いだろう。どちらかといえば、自然の村へのWi-Fi整備というより、むさしのジャンボリーのためにWi-Fi整備をという趣旨である。

予算特別委員会で質疑を行ったところ、決して悪くない感触の答弁だった。キャビンエリアは老朽化が進み、今後は大規模な改修も予定されている。このタイミングで検討を進めて実現をしてほしい。

関連リンク
武蔵野市立自然の村
https://www.city.musashino.lg.jp/shussan_kodomo_kyoiku/seishonen/1006806.html
むさしのジャンボリー
https://www.city.musashino.lg.jp/shussan_kodomo_kyoiku/seishonen/1006815.html

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