地方議員として10年。全国市議会議長会から永年在職表彰を受けました
2025年6月6日、武蔵野市議会第2回定例会の初日に、本会議場で全国市議会議長会からの永年在職議員表彰の伝達式が行われました。地方議員としての在職期間が10年を超えたことで、表彰を受けたものです。
私が初めて議席を得たのは平成27年。あれから10年が経つ。当時の同期当選者は7人い たが、現在も議席を持ち続けているのは4人。
一方で、私の後に初当選した議員はすでに10人を超えており、議会内の顔ぶれも大きく変わった。議員を続けることの難しさを感じる。
この10年間、常任委員会や特別委員会で何度も正副委員長を務めさせていただき、会派間の意見を調整するなどの役割も担わせていただいた。また議会活動の透明性を意識し、ネットでの発信にも取り組んできた。結果的にネット発信はしないほうが賢いという結論に至ったが、それでも発信することにした。発信することで波風は立ち、意見を述べれば反発も生まれる。特にネット上では、共感よりも反対意見のほうが強く届くことが多い。そうした空気を肌で感じることも少なくなかった。
とはいえ、議員の考えや行動を、私がどのような考えを持っているのかを市民に伝えることは必要だと考えている。何を見て、どう判断しているのか。その情報がなければ、信頼も判断も成り立たない。だからこそ、発信を続けてきたし、これからも発信をしていこうと思う。
地域で活動の積み重ねが多い10年だった。大きな実績よりも、小さな声に丁寧に向き合うことを意識してきた。地域に足を運び、話を聞き、必要な政策につなげる。その繰り返しだ。
これからも、「現場」を重視し、「対話」を大切に、今後も社会の変化に向き合いながら、現場に立ち続ける姿勢を持って、議席を預かる者として取り組んでいきたい。
そして、再び選んでいただけるのであれば、その期待に応えられるよう、地に足のついた議員活動を続けていきたい。

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