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武蔵野市長へ猛省を求める決議が可決 武蔵野市議会

令和6年第1回武蔵野市議会臨時会にて「武蔵野市長へ猛省を求める決議」に関する動議が出され、賛成多数(賛成16 / 反対9)で可決した。

2024年3月26日武蔵野市議会第1回定例会最終日に市長から上程された「議案第40号武蔵野市教育委員会教育長の任命の同意について」は、全会一致で同意されました。しかし、同議案の対象者は、同月15日付で当該対象者の所属組織からハラスメント行為による懲戒処分を受けていました。
市長をはじめとした理事者は、議決前にこの事実を知りながら議会への情報提供を怠りました。
このことは、市長をはじめとする執行部と議会との信頼関係を著しく傷つけるものであり、見過ごすことはできません。
以上のことから、武蔵野市議会は、市長に対して、猛省を求めるとともに、再発防止策を講ずるよう決議します。

「隠し事のない市政」を掲げて当選した市長だが、さまざまな理由はあれど賛否に大きく関わる事柄を知っていながら議会に報告しないというのは隠し事と言われても仕方がないのではないだろうか。ハラスメント行為による懲戒処分という重大な内容であれば尚更だ。

決議に反対をしたのは自由民主・市民クラブと市議会公明党。市議会公明党は討論において、市長はすでに給与減額で反省をしているのでこれ以上反省を求める必要はないと反対理由を述べたが、自由民主・市民クラブの反対の理由は不明。

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