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国民保護法に基づく緊急一時避難施設の指定 東京都立武蔵野北高等学校

 以前のブログ記事では、東京都立武蔵高等学校・附属中学校が緊急一時避難施設に指定されたことをお伝えした。その際になぜ武蔵野北高等学校は指定をされないのかという疑問があったため確認を行っていたが、昨年の12月23日に緊急一時避難施設に指定を行ったと東京都より発表があった。

武蔵野北高校

 緊急一時避難施設とは、ミサイル攻撃等の爆風などから直接の被害を軽減するための一時的(1〜2時間程度)な避難施設であり、既存のコンクリート造り等の堅ろうな建築物や地下施設(地下街、地下駅舎、地下道等)が想定されている。

 この緊急一時避難施設が足りているのか、一般質問で質した際には市民の人口に対して足りているとの答弁だった。その根拠もしっかりとした根拠だったので、足りているという点については疑問はない。一方で、こうした緊急一時避難施設に避難をしなければならない時に、市民の方々が最寄りの緊急一時避難施設を把握しているのか、または代替えとしてコンクリート造りの堅ろうな建築物や地下施設に避難を行うべきだということを知っているのか、これにはまだ課題があると感じている。

 北朝鮮によるミサイル発射実験が続く中で、万が一の際に市民の命を守るためには「武蔵野市国民保護計画」なども含めてしっかりとした啓発、訓練が重要ではないだろうか。

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