2024年8月19日に開かれた、武蔵野市議会総務委員会において「デジタルプラットフォームアプリを活用した事業の試行的実施について」の行政報告があった
各地でまちづくり等を進めるにあたり、多くの市民等からの多様な意見を取り入れるため、デジタルツールを活用をした新たな市民参加の仕組みづくりが進めれらている。
これまで計画策定やまちづくりにおいて様々な方法により市民意見を把握しているが、より幅広い市民等の潜在的な意見やニーズを収集・把握するための新たな手法として、地域共助デジタルプラットフォームアプリ「common(コモン)」を吉祥寺パークエリアのまちの将来像立案において試行的に実施されることになった。
これは株式会社SOCIAL Xが企画運営する官民共創プラットフォームにおいて、東急株式会社が東急線沿線エリアを中心に提供している本アプリのサービス拡大を目指し、実証実験を行うパートナーとなる自治体を募集していたところに、本市が吉祥寺パークエリアまちの将来像立案の過程において、本アプリを活用することにより、吉祥寺パークエリアに関する継続的な情報発信、対話の場と連動した意見収集等のツールとなることを期待して応募し、令和5年10月13日に採択された。
令和6年度からの実施に向けた協議において、本アプリの活用を吉祥寺パークエリアまちの将来像立案のみならず、市民目安箱への展開の可能性についても協議を重ね、令和6年8月1日に協定書を締結した。
今後は9月1日より市報やSNSなどによる周知と市民目安箱の運用の開始、9月21日から23日までの吉祥寺パークエリアの社会実験での活用を経て、令和7年2月 28 日(金)まで試行的に運用される予定だ。